ボーイスカウトの初代総長といえばベーデン・パウエル。でもいまの総長は誰だろう?とは不思議なことに全く考えたことがなかったのです。ベーデン・パウエルのイメージが強すぎたのかもしれません。しばらく前に facebook 上道 小太郎さんのウォールで知ることができました。現在で10代目だそうです。
現在のChief Scout、名前はBear Grylls。2009年に35歳でChief Scoutになったそうです。若い…Chief Scoutの最年少を更新したそうです。肩書きは冒険家。自身のテレビ番組 MAN vs WILD を持っています。人気番組らしく2006年に始まり、現在も続いています(現在はSeason6)。TV CMにも出ていますし、つい最近(2011年4月末)番組はゲーム(Wii, PS3, Xbox360 日本未発売)にまでなりました。若さと、積極的なメディアへの登場が良いです。
そのMAN vs WILDというテレビ番組。日本でもディスカバリーチャンネルで放送されていますが、うちでは受信できないので、DVDを買いました。日本語版はまだ出ていませんし、nativeの英語を聞き取る能力はわたしにはありませんが、まぁなんとなくわかります。
どういう番組かというと、極限環境でサバイバルテクニックをデモンストレーションするショー番組です。まるでサバイバルドキュメンタリーのような構成になっていますがそうではありません。ここを勘違いすると番組中ずっと『なんでやねん!』とツッコミを入れ続けることになります。ある年齢以上の人が分かりやすいだろう表現をすると、川口 浩が冒険手帳に書いてあるようなテクニックを披露する番組です。分かる人にはわかると思います。
露骨に言っちゃうとヤラセ番組なのですが、部分的に唸ってしまうシーンが出てくるので軽々しさは感じません。とくに飲食関係。食料は現地調達ですが、Bear Gryllsはなんでもよく食べます。魚は捕まえたそのままでかぶりつきますし、昆虫だとかヘビも生でそのまま食べます。うまい、まずいが素直に顔に出る人でそれを楽しみに見る人も多いようです(わたしもそうです)。いくらなんでもそれは食ったらいかんやろう?という…例えば動物の死肉だとか…も食べています。水分に関しては自分の小便まで飲んでいました。ショー番組なのでドン引きするようなシーンはほどほどにカットされていますが何をしているのかはわかります。
でも荒野を駆け抜けたり、竹を使ってハンモックを作ったり、落ちたら死ぬぞというガケを昇り降りしたり、釣り針から作って釣りをしたりと、うっかりうらやましいと思ってしまうほどに爽快な冒険なんですね。うまくバランスが取れている番組だと思います。
というような人が、Chief Scoutなんです。2009年ということは、自身の番組 MAN vs WILD の人気が高まっていた頃だろうと思うのですが、そう思って最初に紹介したUK ScoutAssociationのビデオを見ると、スカウトの食いつきが違うように見えてきます。テレビ番組のヒーローが目の前にいるような感じでしょうか。
余談ですが、この関係でいろいろ調べていたらイギリスのamazonで Scouting Skills: A Complete Guide という本を見つけました。本のセールス用にビデオが用意されていて Bear Grylls が語ってくるんですね。本のセールスにも気合入っているなぁ。
日本のボーイスカウトは…中の人がこういうことを言うのもなんですが…閉塞感があります。ここに書いたイギリスのスカウト事情のようなわかりやすいヒーローが総長になり、大きくメディア展開ができる組織になるべきではないかと思いました。





(DVDは再生できる地域を限定するリージョンコードが設定されています。日本では、リージョンフリーのプレイヤーでないと再生できません。ご注意を…。)










































最近のコメント