なわとロープと結びの方法。

ロープワーク界騒然の本が出てました。なんでも『萌え』ればいいってもんじゃないだろう?と思うのですが、本筋と関係ない絵を除けば、かなりまともなロープワークの本です。(ベースはなわ結び 改訂新版―ロープ・紐・糸らしいです。)

…で、なんでプロモーションビデオがあるんだ?わからん。

買うかどうか思案中。ロープワークをそれなりにかじったわたしとしては内容には興味津津だし、教本コレクションにくわえたいのですが、この手の本を買うのはプライドが許さんというかなんというか…。『萌え』文化に抵抗があるとは言いませんが、混ぜるな危険!という感じなんですよねぇ。実用書と萌えは混ぜないでほしい。(混ぜた結果成功した数学ガールという例もありますが…。)

なんでこういう方面に縁がなかっただろう出版社がこんなことになっているんだろうかと思ったら、総合科学出版再起動40周年記念企画だそうです。大丈夫か?

 

書店で、何気に手にとって裏を見ると、オーバードクター31歳男子が、叔母の急逝で12歳の従妹・久留里(くるり)を引き取ることに…というようなことが書いてあって、独身男が女子を引き取るというストーリって最近の流行り?とか思いつつ、まぁ平たく言えば表紙買いをしたのですが…。

三分の一ほど読んでようやく気付きました。あ、まるいちの人が書いているのか。

まるいち的風景 第1巻 (白泉社文庫 や 7-5)
まるいち的風景 (第2巻) (白泉社文庫 (や-7-6))

まるいち的風景…というのは、少女漫画誌LaLa(LaLaDX)に連載されたハートフルロボットストーリ。知る人ぞ知る名作。

話が横にそれましたが、外食やコンビニで食事を済ませている独身男と、レンジでチン程度の料理スキルの女の子がおべんとう作り…というより料理ですな、料理を通して二人の関係がうまく回っていくという話です。登場人物も癖のある人が多くて、とても楽しい。

久しぶりに良いコミックに出会えました。

 

けいおん!より、軽音らしいコミック。

骨董品屋の息子、中村清春(16才)のあだ名は『ゆるジャイアン』。ケンカもできない、ガキ大将としての器もない…ただ音痴なだけ。ある日、店の整理を手伝っていたら、TEISCO MayQueenというエレキギターが出てきました。音が出るか確かめてと言われ、適当にいじっているとMayQueenが女の子に化け、その子から『女の扱いが雑だ!』とか、『愛のない弾き方しやがって!』とか、クレームを付けられます。そりゃそうです。中村清春はギターを弾けません。その後、CとGコードを苦労してものにして、アンプ目当てに軽音部に入部…とストーリは続くのですが、面白いです。

そういえば、わたしも最初、Cコードすら押さえられなかったなぁ…。

 

創部まもない廃部寸前の天文部のお話し。これぞラブコメというわかりやすいパターンに、天文部というわかりにくい題材を絡めた逸品。アニメ化も決定。いいぞ!さすがはわたしが目を付けたコミックだけのことはある(って、あんた何さま?)。おすすめです。

個人的には、野木城高校の米原(もちもち子)が好きです。ラブコメの『ラブ』にも『コメ』にも絡まないサブキャラですが…。

 

競技かるたを題材にしたコミック。わたしは職場に経験者がいて、何度か話を聞いたことがあるので、かなり激しいということを知っていますが、競技かるたをまったく知らない人も多いんじゃないでしょうか。(わたしは未経験者です。)

小学6年生の千早(ちはや)が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中になって札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは、千早のずば抜けた「才能」だった――。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!(一巻 巻末より)

掲載誌が『BE・LOVE』ということは女性読者を想定していると思うのですが、少年ジャンプのキーワード「友情」「努力」「勝利」がそのままあてはまるようなコミックです。続きが楽しみ。あ、福井の方言が可愛いです。

マンガ大賞2009、大賞受賞作。

 

縁があって本を頂いたので宣伝を…。

京都をめぐるには、自転車が最適な乗り物である。渋滞知らずで小回りが効く。行きたいところにも自在に行け、寄り道も可能。自転車でめぐる京都の名所やとっておきのお店をコース別にセレクトし、京都を自転車で観光する人、また現在京都で自転車を使っている人におすすめスポットを紹介する。(出版社紹介文より)

コースが興味深く、スポットやお店などの紹介が楽しそうで、行ってみようかしらんと思わせる内容です。

  • 東山の名所めぐり
  • 嵐山をめざして
  • 京大の学生街を行く
  • 琵琶湖疏水をたどって
  • 京の食材お買い物
  • 京町屋をめぐる
  • 父と子のアートな一日
  • 鴨川をくだって伏見へ
  • 長岡京から大原野へ
  • 八幡をめぐって流れ橋
 

日本人学校の教師が、フリーダムな生徒の素朴な質問に奮闘するコミック。かなり面白いです。笑いすぎで息苦しくて困りました。日本語の勉強にもなりました。おすすめ。

余談:amazonがアニメ化されていないコミックを動画で宣伝しているのを初めて見ました。

 

じつは文庫版が出てすぐに買っていたのですが、ずっと積読でした。冒頭数ページから読みすすめられません。難解でついていけないというわけでもなく、単にわたしの気の持ちようなのですが。まぁそのうち読めるだろう…とそのまま置いていたら、読み終わるのに2年半かかってしまいました。

庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多…本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。

和風の庭に流れる季節とともに、亡くなった友人が掛け軸から出てくる、サルスベリの木に惚れられる、河童がやってくる、タヌキが化かす、白木蓮がタツノオトシゴを孕むなど、想像もつかない実に愉快なお話!楽しかった。
読み終わって余韻に浸りながら、解説を読んで初めて気がつきましたが、西の魔女が死んだと同じ作者なんですね。

 

新子は九歳。気持がざわざわすると、額の真上のつむじ(マイマイ)が立ち上がる。社会が未来への希望に満ちていた昭和三十年、空想好きでお転婆の新子は、友達と一緒にどこまでも野原を駆けていく。毎日が終わらない冒険だ。けれどもきらめく少女の世界の向こうから、もっと複雑な大人の世界が囁きかけてきて…。誰もが成長期に感じる幸福と不安とを瑞々しく描く、鮮度100%の物語。

あまたの中で映像がどんどん広がっていく心地よさ、匂いまで伝わってきそう。9歳の子どもの視点で、戦争の影やらそういうのも含めて、昭和30年を丁寧に書いてあります。これは良いですよ。この秋に『マイマイ新子と千年の魔法』というタイトルでアニメ化だそうです。わたしがイメージした絵とは違いますが、期待しています。

ちなみに、わたしもマイマイが立ちます。あ、いま立った!と自分でわかっちゃう感覚、よくわかります ;)

 

えぇ、表紙買いです。今日マチ子の絵にふらふら?っと。

男友達の大地と大好きな後輩がつきあいだした。彼女なんてつくらないって言ってたのに―。二人に接するうち、大地への微妙な想いに気づいてしまったかずら。一方藤枝は、気持ちにふたをするかずらへの、一途な想いともどかしさを抑えきれず…。悩み、揺れ動く図書委員たちを描いた第3回ダ・ヴィンチ文学賞編集長受賞作が文庫書き下ろしで登場。

なんというか表紙の絵のテイストそのままです。一気に読んじゃいました。是非続きを読みたい。登場キャラクターがそれぞれ癖があって面白いし、徳島の方言が可愛い。それに部活のような委員会活動に、青春フラッシュバックって感じです。
(某高校某期で生徒会室に出入りしていたみなさん、お元気でしょうか?わたしは、まぁぼちぼち…、死なない程度に元気です。)

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