発売日に手に入れたので約2ヵ月間使っていることになるのですが、
- パソコンと比べるとやっぱり貧弱な性能
- キーボードもやはり貧弱
- パソコンの周辺機器という位置づけ
当たり前なのですが、3D CG アニメーションをレンダリングしたり、Photoshopで写真を編集したり…というようなパワーが必要な作業はできません。そしてキーボードも画面に表示されるものをタッチするので、打鍵感がないんですね。やっぱり普通のキーボードをタイプするようにはいきません。そしてあくまでパソコンの周辺機器なので、パソコンがないと基本的には使えない。こういう見方で見るとプロダクトデザインとしては中途半端としか言いようがない。
でもわたしはパソコンの電源を入れない日はありますが、iPadを使わない日は無いというぐらいに使っています。iPadって携帯電話のように基本的に電源を切らずに使い続けるという機械なんですね。あぁそういえば昔ってメールを読むのにパソコンを立ち上げていたよねぇ…と笑いながら言うんじゃないかと思えるほどに、パッと手にとってすぐに使えるネット端末というのはかなり便利です。パソコンのように立ち上がるのに時間がかかったりしないし、ファンの音がうるさいということもない。スリープに入る、スリープから復元するのに数秒待たされたりすることも無い。Nintendo DSや、Sony PSPのように電源を入れるたびに見あきたロゴを見ることも無い。ボタンを押せばすぐに前回画面を消した状態で復帰して、1秒と待たずにそのまま作業に入れる。これは便利。画面のサイズがちょうど良いとか、ユーザインタフェースが秀逸であるとか、ほめる要素は他にもあるけれど、やっぱり待たずにすぐ使えるというのが最大のメリットだと思うんです。
あとNHKでも報道されましたが、シニア層にウケているようです。最初に使うときにパソコンに接続しなくてはいけないのですが、それさえ誰かに頼めれば(販売店が代行するというのもアリだと思う)…そしてバックアップをあきらめれば、単体で十分使えるマシンです。多くのパソコン初心者がいきなりつまづくマウスというものにさわらなくてもすみますし、文字を大きく拡大して表示することができます。シニア層にウケるのもわかります。実際、iPadのケースなどを売っているコーナーに行くと、よくわからないから孫を連れてきたという風な人たちも時々見かけますし、家族で共有して使うのだろうなぁという感じで買い物をしている人たちも見かけます。なんというかiPadのコーナーだけパソコン売り場とは雰囲気が違います。
パソコンなんていらない、iPadで十分!と言いきれないところが微妙なところですが、あれば便利なのは間違いありません。家に帰ってまでパソコンを触りたくないけれど、携帯電話じゃ画面小さすぎてイヤという人などには最適といえるでしょう。
余談。Camera Connection Kitというのが必要になりますが、デジカメの画像をiPadに転送できます。RAWもプレビューできる(余計なことをしていないからでしょうが体感的にはパソコンより速い)のはちょっとびっくりしました。写真をやっている人はこれだけで買いじゃないかなと思います。テザー撮影できない場面で、クライアントに確認を取るツールとしては最軽量じゃないかしら。(まぁあの世界、多少の重さは誤差の範囲という話もありますが…)
iPadの利用価値がいまいちつかめずにいますが、なるほどぉ
持っていれば便利かも。特にメールチェックフェチの私には。
ところで↑の「無料スキャンを実行」を好奇心だけでクリックして
ワキャァ?となりました。即買いです(笑)
あぁ、Googleの広告ですね。>ワキャァ?
そういうウイルス関係のしがらみから解放される(…少なくとも現時点では…)のも、iPadの利点だと思っています。
(規約上、わたしは表示している広告をクリックできないので、どんなワキャァ?なのかよくわからないのですけれど。
…というか、iPadに反応してWindows ソフトのAdを掲載するGoogleもいかがなものか…)
レジストリブーストですと。エラーが300以上もあるそうな。
それで安心が買えるなら…と、保険のような気持ちで買うことに
しましたが、そのアプリもレジストリをいじるわけで、そいつは
エラーを生まないのだろうかと疑心暗鬼になる。
勉強するにしても本を買うのと値段は変わらないから…いいっか(^^ゞ
レジストリは使い続けると肥大していきますし、目視で確認なんてやってられないですし、
そういうツールを使うのは悪くないと思いますよ。