写真は京都府立植物園の蝋梅。こういうテカテカ光るものは、カメラの自動露出が効きにくいのです。人間の目というものは良くできているとつくづく思います。
目といえば、最近細かい字が読めなくなってきて、例えば文庫本版のコミックスなど、苦労するようになってきました。蝋梅に洒落るつもりはないのですが、見えるはずのものが見えないというのは、狼狽します。そうなってくると、ちょっと見づらいとすぐに眼鏡をずらしたりする癖がついてきてしまって、それはかっこ悪い。で、ついに決心し、老眼鏡を買いに行くため、眼鏡屋に行ったのです。でも、抵抗ありますよね。まだ41歳だし。フレームを見て回るふりをして老眼鏡のコーナーをチラ見していたら、店員が話しかけてきました。『リーディンググラス、試してみませんか?』って、バレバレでしたか。老眼鏡と言わずに、リーディンググラスと言うのですね。
で、+1、+2とかけてみたのですが、なんだ、よけいに見にくいじゃないか。もっと強い度数をかけなくちゃいけないの?と軽くパニックになっていると店員が一度検眼してみましょうと助け船を出してくれた。で、調べてもらったら、弱い近視の眼鏡がちょうどいいと思うんですとおすすめしてくれて、それをかけてみると、なんと、別世界のように近いものがはっきりと見える。すばらしい。『そのかわりTVを見る距離だとぼやけますけどね』だって。うん、確かに…。で、とりあえず安いフレームを選んで、1本眼鏡を作りました。おかげで本を読んだりするのが楽です。この眼鏡で外を歩くのはちょっと怖いけど。
というわけで、ついにリーディンググラスを持つお年頃になっちゃいました。
私はもともと遠視傾向があるのですが、
最近、近いところの焦点があわせづらくなってきていて、
小学1年生が国語の本を立って読まされる時のように肘をピンとはって本を持つと
すごくきれいに読めるのがちょっと悲しかったりします。
それで検眼してみるかどうかずっと迷っています。
普段から近視眼鏡使いの人は、ちょいと外したりして対応できなくもないのですが、
つばくろんさんのケースは、矯正しないとどうにもならないですよねぇ。
快適ですよ。リーディンググラス生活。