iPhone OS 3.0は期待外れ

3.0にアップデートした iPhone ですが、操作感はとくに戸惑うことなく、じつに面白みがないとすら思ってしまうほどに、従来通りにつかえています。『重要:この商品には、17才以下の子供に不適切な内容が含まれている場合があります。続行することにより、ご自身が17才以上であることを確認したことになります。』という警告が出た時にはニヤッとしました。これって意味ないよね。(子どもは大人の階段を昇るものですから、自身がお子ちゃまであることは認めないはず。というかあきらかに利用制限がかかるだろう質問にイエスとは答えないだろう…)

が、大問題があってちょいと動作が不安定です。スリープ解除したらハングアップしてまったく操作ができなくなったことがありました。こういうときはホームボタンを長押ししてアプリを終了させ…ようとしたら、iPhone 3.0からこれができなくなったんですね(ホームボタン長押しがVoice Controlにアサインされている様子)。ならば、電源ボタンを長押しして iPhone 自体の電源を一度切って再立ち上げ…しようとしたのですが、その操作もできません(反応しません)。どうにもならんなぁと、しばらく放置したらいかにもwatch dog timerに引っ掛かりましたという感じで(スリープではなく)電源が切れていました。ぬぬぬ。ハングアップしたあげくに勝手に電源が落ちる携帯電話って、どんなんやねん。いや、目の前にありますが…。

コピーペーストができるようになったということで使ってみましたが、まぁ普通にできます。とくに操作で戸惑うことはありません(その機能の存在と、ざっくりとした操作を知っていればという前提つきですが…)。でもコピーペーストできるのは文字列限定のようで、例えば6月22日 19:00から1時間の予定コピーして、6月30日にペーストするとかそういう操作はできません。これができないのはPDAとしてどうよ!と以前から思っていて3.0に期待していたのですが、想像どおりだめでした。

あ、そうそう、アップデート直後は、Spotlight検索機能の関係か、各アプリケーション最初の起動が(かなり)もたつきます。

…ってほめるところが無いな。3.0の機能を生かしたキラーアプリがある状態でもないので、3.0へのアップデートはちょっと待ったほうがいい…というのがわたしの結論だったのですが、「iPhone OS」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起 – 情報処理推進機構というアナウンスが出ていて、深刻度 III(危険)で、アップデート以外の選択肢は無いようです。うぅ?ん。

もう、なんて困った子なんだろう。手のかかる子ほどかわいいと言いますけれど。 ;)

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