ここがヘンだよ iPhone メール編
水曜日, 1月 21st, 2009
メールは色んな設定ができて、従来パソコンで読み書きしていたメールも扱えるので、特に携帯電話会社が提供するメールアドレスは必要ないかなぁと思っています。それには他の理由もあるのですが、まずメールの仕組みから。iPhoneのメールの受信は二つの方法があります。プッシュとフェッチです。わかりやすいように少しウソを含めて書きますので、技術的に間違っているとか細かい突っ込みはご勘弁を。
プッシュは従来の携帯電話のイメージ。配送されたメールは携帯電話に届けられます。当たり前じゃないかと思う人もいるかと思いますがここが重要なところです。メールが届くと、携帯電話が音が鳴ったり、ふるえたりして知らせてくれますね。
フェッチはパソコンでOutlookなどのソフトを使い読み書きしていたメールのイメージ。送受信ボタンを押してメールを送受したり、あるいは一定間隔でメールを送受する設定をしている人もいるかもしれませんが、ユーザの指示が無い限りメールサーバからパソコンにメールが届けられないというものです。
iPhoneは初期値としてはプッシュが設定されています。ですが、プッシュしてくれる…携帯電話にメールを届けてくれるのには、条件があります。『そのメールアドレスを扱うメールサーバが、プッシュ型の配信に対応していること』です。ソフトバンクモバイルはiPhoneを契約すると『xxxx@i.softbank.jp』というメールアドレスを発行してくれるのですが、それがプッシュ型とは言いにくいというのが問題です。確かにこんな画面でメールが届いたことは知らせてくれるのですが…。

知らせてくれるだけで、iPhoneにメールは届いていません。その後、ユーザの操作によって…とくに意識してする人は少なくと思いますが、iPhoneにメールが届きます。なんの問題もないように思うかもしれませんが、iPhoneは新しいメールが届いたときにサウンドを鳴らしたり、バイブレーションしたりするようにできているのです。つまり『xxxx@i.softbank.jp』にメールを送られても、わたしがiPhoneの画面を見ない限り(デフォルトのiPhoneの設定では)メールが届いたことを知る手段がありません。どうしてソフトバンクモバイルはプッシュ型の配信に対応したメールサーバを採用しなかったのかわかりませんが、なんでやねん!と言いたくなるのが実情です(短時間で実装できる方法を選んだのかなぁ。たぶん実装的には自滅型SMS?)。とくに従来の(日本の?)携帯電話のメールをイメージしていた人は、戸惑うでしょうね。わたしもびっくりしました。
わたしのように一般の人が対策するには、方法がいくつかあるのですが、その一つがapple推奨プランの『mobile me』というサービス。メールだけのサービスではなくて、クラウドコンピューティングの見本のようなサービスですが、小難しい話はさておき、これを契約してそのメールアドレスにメールを送ると、普通の携帯電話のようにちゃんとプッシュでメールが届きます。問題は、有料サービスということです。60日間トライアルで使用できますが、その後は年間9,800円と結構なお値段です。
他には、Yahoo!MAILという手もあります。ただし、日本のyahoo.co.jpではなく、アメリカのyahoo.comです。これはいくつかの有料オプションもありますが、基本的には無料で使えます。登録画面などすべて英語ですが、個人的にはYahoo!MAILが一押しです。すでにflickrの登録でyahoo.comのアカウントを持っていた…という事情もあるんですが、なんせ無料サービスです。
逃げ道があるとはいえ、もうちょっとソフトバンクモバイルさん、頑張ってよ…と思ったまったりなでした。






